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SNS投稿を「証拠として残す」には?スクショだけでは足りない理由を技術的に解説

SNSで誹謗中傷や脅迫を受けたとき、「とりあえずスクリーンショットを撮っておこう」と思う方は多いでしょう。しかし、**スクリーンショットだけでは“証拠として不十分”になるケース**があります。本記事では、AIや技術の観点から「信頼できる証拠の残し方」をわかりやすく解説します。


📱 スクリーンショットの限界

SNS投稿の証拠として最も一般的なのがスクショですが、
法的な証拠として使う場合には、次のような問題があります。

問題点 説明
✏️ 改ざん可能 スクショは画像編集ソフトで簡単に書き換え可能
⏰ 日時情報が曖昧 いつ撮影したのか、どの環境で撮ったのか証明できない
🔗 URLが切れる 投稿が削除されると、後から検証ができない
🧩 投稿の一部のみ スレッドや返信などが抜け落ちていることがある

つまり、“証拠っぽい”画像ではあっても、真正性の証明が難しいのです。


🧠 技術的に信頼できる「デジタル証拠」とは?

デジタル証拠として認められやすいものには、次のような要素があります。

  1. データの改ざん検知ができる(ハッシュ値など)
  2. 保存日時が特定できる(タイムスタンプやファイルメタデータ)
  3. 出典情報が明示されている(URL・投稿IDなど)
  4. 形式が長期保存に適している(PDF/Aなど)

これらを満たすことで、「後から改ざんされていない」「取得時点の内容である」ことを証明できます。


🔍 PDF/Aとは?長期保存に強いフォーマット

PDF/Aは、アーカイブ(長期保存)用に設計された国際規格のPDF形式です。
通常のPDFと違い、外部フォントやリンクに依存しないため、数年後でも同じ見た目で再現できる特徴があります。

比較項目 通常のPDF PDF/A
外部フォント 使用可能 埋め込み必須
外部リンク 動的(変化あり) 不可
再現性 環境依存 100%再現
目的 表示・印刷用 証拠・保管用

💡 XPost AI Checker では、AIで分析したSNS投稿を PDF/A-2b形式 で自動生成し、法的証拠として長期保管できるようにしています。


⚙️ ハッシュ値で「改ざんされていない」ことを証明する

ファイルの中身をもとに計算される識別コード、それがハッシュ値です。
たとえばSHA-256というアルゴリズムを使えば、1文字でも変わるとまったく別の値になります。

元のファイル → a5c3b4e8d9...
改ざん後のファイル → 92f1b7d3c0...

この仕組みを利用すれば、
「この証拠PDFは保存以来、一切変更されていない」
ということを技術的に証明できます。


🚫 「アーカイブサイトで保存」は万能ではない

「Wayback Machine」や「Archive.today」などのアーカイブサービスは便利ですが、SNS投稿の保存には制限があります。

サービス 保存の可否 備考
Wayback Machine ❌ 不安定/保存失敗が多い X(旧Twitter)のAPI制限により投稿が取得できないことがある
Archive.today ⚠️ 不確実 URL形式や非公開設定で取得不可の場合あり

技術的制限により、SNS投稿は第三者サービスでは完全に保存できないのが現状です。


🧰 現実的な保存方法のまとめ

方法 メリット デメリット
📸 スクリーンショット 手軽・誰でも可能 改ざん防止が難しい
📝 手動PDF出力 証拠性がやや高い URLやメタ情報が欠落しやすい
🤖 AI証拠生成ツール 改ざん防止・メタ情報付き・自動分析 専用ツールが必要

💡 XPost AI Checker では、これらをすべて自動化。
投稿URLを入力するだけで証拠PDFを生成し、
改ざん防止・証拠保存に最適化された形式で納品します。


🔐 まとめ:証拠は「保存の質」で差がつく

SNSトラブルの証拠は、「どのように保存したか」で信頼性が大きく変わります。
スクリーンショットも悪くありませんが、
ハッシュ・メタデータ・PDF/A形式といった技術を組み合わせることで、
「本当に使える証拠」にすることができます。

👉 SNS投稿をAIで自動分析し、証拠PDFとして残すなら
XPost AI Checker をご利用ください。


※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、法的助言を行うものではありません。
実際のトラブル時は、弁護士など専門家への相談をおすすめします。


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