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XPost AI Checkerリリース|AIがSNS誹謗中傷を自動判定する時代へ

SNS誹謗中傷の証拠をAIが自動分析しPDF化。投稿の問題レベルを5段階で判定し、弁護士相談にも使えるレポートを作成する新サービス「XPost AI Checker」をリリースしました。

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SNSの誹謗中傷──“証拠集め”の現実

課題

「心ないX(Twitter)の攻撃に、時間と労力を奪われていませんか?」
「感情的な負担に加え、法的な準備の手間が、被害者をさらに苦しめています。」

SNSでの誹謗中傷嫌がらせに悩む人の話を、これまで何度も目にしてきました。私もX(Twitter)を利用して情報発信をしていますが、以下のような課題に直面します。

X(Twitter)には通報機能がありますが、よほど明確な誹謗中傷や個人情報の投稿など、誰が見ても悪質と判断できるもの以外は対応してもらえません。X(Twitter)は短文のSNSなので、1つの投稿だけでは複数の解釈が可能で、明確に悪質と判断しにくいケースも多いです。

そのため、通報だけでは解決せず、「証拠を継続して集める」必要がある場合が少なくありません。しかし、証拠集めは非常に大変です:

  • 投稿を一つひとつ保存し、日時を記録
  • 画像やスクリーンショットを整理
  • 問題のある部分を言語化して警察や弁護士に伝える

精神的につらい状況でこれを行うのは簡単ではなく、冷静な判断が難しい場合もあります。

開発のきっかけ:自分にも何かできないか

開発背景

私はシステムエンジニアとして日々プログラムを作っています。そんな中で、「証拠を整理する作業を自動化できないか?」と考えました。これが XPost AI Checker 開発の始まりです。

SNSの投稿をAIで分析し、内容を整理して、そのまま証拠として使える形に整える。技術的に難しい部分もありましたが、時間を見つけて少しずつ開発を進めてきました。

サービスの概要:AIが投稿を自動で分析・整理

XPost AI Checkerの特徴

XPost AI Checker は、X(Twitter)の投稿をAIが分析し、誹謗中傷・脅迫・名誉毀損などの懸念投稿を抽出します。投稿ごとに以下の情報を整理し、弁護士相談などに使える証拠PDFを生成します:

  • 懸念度(★1〜★5)
  • 根拠語句(問題となる単語や表現)
  • 判定理由(なぜ問題と判断したか)

サマリーレポート:懸念度が高い順に投稿を並び替え。優先して対応が必要な投稿を簡単に特定できます。

個別PDF:投稿のスクリーンショットを含め、証拠としてそのまま利用可能。

信頼性確保: 通常のスクリーンショットやPDFは編集可能で、法廷での証拠能力が問われる場合があります。XPost AI Checkerでは、ファイル改ざんを検知できるハッシュ値を付与し、信頼性を確保。

ツールの詳細を確認

一人で抱え込まないためのツール

このツールは、誹謗中傷をAIで解決するものではありません。しかし、「最初の一歩」を支えるツールとして、以下を目指しています:

  • 「どんな投稿が問題か」を整理し、状況を可視化
  • 次の行動(相談・通報・削除依頼など)を取りやすくする

一人で抱え込まず、まず“整理”から始めてほしい。そんな思いで作りました。

おわりに

今後も、誹謗中傷やネットトラブルに悩む方が安心して使えるツールを目指し、改良を続けます。興味を持っていただけたら、ぜひ一度お試しください!


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